谷村典子(煌羅カンナ) 日々のつぶやき

他人の悪口を聞いた時にどうするか。

 

前々から考えてきた命題の一つに、人間はなぜ他人の悪口が好きなのか、というものがあります。悪口、批判、中傷などですね。私も以前は自覚がなかったけれど、大好きでしたよ。

 

形而上学を学んでいる過程で、「人間は悪口を言っている方が安心する」ということが分かり、目から鱗がボコボコ落ちたことがあります。悪口とか批判をする時って、つまりはストレス発散ですものね。

 

でも他人が誰かの悪口を言っているのを聞くことがだんだんしんどくなり、じゃあなるべく自分も言わないようにしようと思うようになった。そうしたら周囲で悪口を聞くことが減ったので、「悪口は悪口を呼び込む」という法則を知ったわけです。自分が悪口を言っているから相手も言いやすいし、自分もどこかで言われてしまう。

 

それでも悪口を聞くことは止まないわけでして。そしたら最近、ちょっと悪口に対する見方が変わったんです。なんというか「この人はなぜ今ここで悪口を言っているんだろう」と思うようになった。悪口の内容が問題なのではなく、悪口を言っている人の心理状態に興味が湧くようになった。

 

同時に私自身が試されていると感じるようになった。例えば仲良しのAさんがBさんの悪口や批判を言ったとする。以前だったら割とすぐにAさんの言うことを信じていた。でも今はそうじゃなくて、Aさんの言ったことを私はどう捉えるのか、私はどう思っているのか、私が試されていると感じるようになった。

 

そう考えていくとですね、世の中の出来事は「感情」で理解されることが実に多い。「好き」か「嫌い」かで判断する。特に水の要素が強い星座(魚座、蟹座、蠍座)は感情が強いから愚痴も多い。それが悪いと言っているわけじゃなくて、水が強い人は面倒見が良かったり良い面もある。風の星座(双子座、天秤座、水瓶座)は愚痴は少ないけど冷たかったり、火の星座(牡羊座、獅子座、射手座)はすぐにカッとなるけどけろっと忘れたり、地の星座(牡牛座、乙女座、山羊座)はその時は感情を見せなくてもずっと根に持っていたり。話がそれたけど、どんなタイプの人にも「良い面」「悪い面」があるわけです。

 

 

人生には、人の悪口を聞く日もある。その時こそ形而上学の力が大事だという気づきがあったわけです。悪口は究極の「感情」の発露なので、悪口を言う相手の感情の渦に飲み込まれずに、何歩も引いて俯瞰する必要がある。とっさに自分というボックスから出てしまうんですね。究極的には、宇宙人になって相手(地球人)の話を聞く感じ。

 

感情についての詳しいことはアデプトプログラムでお伝えするので(全身全霊で伝えないと伝わらないため)ここまでしか書けませんが、悪口を聞いて気分が悪くなった時にどうするかという命題はずっとついてまわるなあと感じた次第。

 

ちなみに、嫌な感情を最も早く忘れたかったら、瞑想です。本当に瞑想はすごい。ストレスがすぐに消える。

 

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