今日は、何十年ぶりかの同窓会でした。もう久しぶりすぎて、行くかどうか直前まで悩みました。
昨夜長野から帰ってきて疲れてたし。久しぶりすぎて話す人なんていないんじゃないかとか。超ネガティブよ。
でもね、今日会わなかったら一生会わない人もいるだろうしなあ。まあ、一生会わなくても困らなくない? とか。ぐるぐるした。
昨日まではやっぱりドタキャンしようと思っていたのだけど、朝起きたらなんとなく「やっぱり行っておこうか」となりまして。
本当は午前中はイグナチオ教会でごミサだったけどそれは行かず、12時半からの懇親会に行くことにしました。
でも今日は暑くてね、家を出て、ジムに寄って化粧して、そしたらアクセサリー忘れてて。やっぱりどうしても身につけたいから家に戻る。
その途中で汗で化粧が崩れるし、遅刻しそうだし、もう泣きそうになって。やっぱりドタキャンかこれはと思った。しかし。これは昔の自分の悪いクセでもある。逃げるっていうね。
いやいや、また悪いクセにやられてる場合じゃない。やっぱり行こう!!!となって、電車に乗ったらLINEが入り。真里子さんから「どこにいる?」って。
ああ、私のこと気にしてくれる人がいたーってテンションあがる。もう、めんどくさいなー自分。
雙葉はずっとわたしの中にある最大のわだかまりだったと言ってもいい。
ところが、会場に着いたら、予想に反していろんな人に話しかけられた。「今日は谷村に会いにきたんだよ」ってまららが。小学校のときよくお互いの家を行き来した和香ちゃんとか。へえええ、なんか嬉しい!!!
学校は四ツ谷駅の真ん前にあるんだけど、わたしは中央線の国立から通っていたのね。それで、中央線仲間がおりまして。
遠足の時とか、ほぼ始発電車に乗るんだけど、駅に停まるたびに1人、2人と乗ってくる。四谷に着く頃にはその車両が全員雙葉生になっているという。
何十年ぶりかにみんなに会って、中央線仲間のLINEグループ作ったり、昔よく遊んだ仲間のLINEグループ作ったり、今日だけでたくさんLINEグループ誕生。
今さらながら、雙葉の同級生はやっぱりすごく頭が良いなあと思う。そして育ちが良いので、地味で落ち着いている。
みんな社会で活躍しているんだけど、ひけらかすことはしない。自慢する人もいない。本当に賢い人たちだと思う。
帰りに、大学教授のえこと、高校教論のまららとお茶して。同窓会に行くかどうか悩んでいたなんて嘘みたい。本当に行ってよかったよ。
結局ね、わたしのコンプレックスが壁だったんだよね。特に近しい人たちは早稲田、慶應以上の大学に普通に進学したし、超一流企業に就職した。
わたしは滑り止めの大学に(浪人は無理だったので)行ったこともあり、みんなに会うのが苦痛だった。一方的なコンプレックスね。
でもまあ脚本家として一人前になり、形而上学を学んでから、学歴とか本当に気にならなくなっていたんだなあ。それよりも人間性。そして雙葉の同級生は人間性が優れている人が多いことに今更気づいた。
うちの母も叔母も従姉妹も雙葉出身なんだけど、母が「あなたを雙葉に入れたのは、友達が素晴らしいから」とよく言っていた。それって家柄が良いってこと? 学歴が高いってこと? って反発してたんだけど、やっとわかった。
みんなロイヤルなの。学びたいことがあって、一流の大学を選んで、しっかり学び、その学びを活かして社会で必要とされている人たち。そして社会で結果を出している。
雙葉の校訓は「徳においては純真に、義務においては堅実に」なのだけど、みんな本当に純真で堅実。欲がない優れた人間性だから活躍できる。
もう一生同級生とは付き合わない!ぐらいに勝手に不貞腐れていたわたしですが、一転、これからはみんなともっと付き合っていこう!!!と思いました。単純ね。
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