谷村典子(煌羅カンナ) 日々のつぶやき

来月本が出版されます。

1年がかりで書いた本「成功者(エリート)が独占してきた成功の秘密」がとうとう最終校了に入りました。ここまでがっつり一冊の本を書いて出版されるのは初めて。

 

脚本とはまた全然違って最初は戸惑うことばかり、とにかく形になって嬉しいです。面白いなと思うのは、こうやって「本が出版される」という結果が出ると皆さんが「ラッキーだよねー」って受け取るらしい。

 

でもね、最初はただ「本を書いてみて」って一言言われただけだった。そこで私が始めなければ何も始まらない。出版社が決まっていたわけでもなく、編集者もおらず。私が書いたって出版できるかどうかも怪しい。

 

なんの約束も保証もないのに書く、というのは博打みたいなもの。それに、それだけの莫大な労力と時間を費やして、全部無駄になるかもしれない。でもそこにチャンスの芽があったら掴むしかない!!!そう自分に言い聞かせて孤独に書きまくり。

 

(余談だけど、最近大きなチャンスをものにした友達が「そこにあるかないか分からないような、小さなチャンスのかけらを拾って無理やり無理やり育てまくってモノにした!!! と言ってたけど、同じ同じ)

 

今でも忘れられないのは、寒い冬(今年の冬は大雪ですごく寒かった = 今の酷暑では想像もつかないけど)、寒い部屋でコツコツ毎日書いていて、泣いたことがあった。ずっと遊ぶこともできず大好きなジムにも行かれず、誰からも期待されていない(まだ本を書いているなんて誰も知らなかった)ような原稿を、何が楽しくて書いているのか。自分のやっていることが分からなくなって泣けてきて。

 

 

今思えばあの頃がどん底。ものを書く時(クリエイトする時)は必ずどん底がくるのだけれど。でも「とにかく何が何でも本を出す」という執念だけで書き上げた。一冊本を出す、ということがどれほどのキャリアになるか分かっていたから。

 

どんなに頑張っても結果が出せないと次のステージにはいけない。「頑張った」だけでは誰も評価しない。そのプレッシャーを乗り越えた先にしか道がない。過酷な道だけど、実は「頑張らない」方がもっと過酷な人生になってしまう。頑張らないと人生ドン底が続くことになる。そこがみそ。

 

今回はなんとか本を出せることになった。でもそれは次のステージに上がる扉が開けただけで、次は次の戦いが待っている。現に、次の仕事があっというまに決まり、また始めなければいけないわけです。ここで「ちょっと休みたい」と思ってしまうと立ち上がれなくなるところもみそ。

 

みそだらけですな。

 

 

というわけで、今後の仕事にも必要だっていうことで英語200時間特訓コースをポチッと申し込んでしまった。これから毎日英語漬け。どうするんだ。

 

MMS公認ガイド 谷村典子

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