山梨県にご縁をいただくようになってから7年近く経ちました。最初は東京のクライアントさんが「上野原にすごいパワースポットがあるから行きましょう」と誘ってくださり、3、4回通いました。そこで上野原に住んでみたいなあと思うようになり。
その後、上野原(東京に近い)を飛び越えて南アルプス市や笛吹市にご縁が繋がり、通うようになりまして。当時は一過性のブームで長くは続かないかなと思っていたのですが、ご縁が広がる一方なので、ご恩返しの意味もかねて甲府にサロンをオープンしたのです。
ご恩返しというのは宿泊費を皆さんに負担させないようにという意味だったのですが、面白いもので、サロンを構えるという腹をくくるとクライアントさんが増えるんですね。
やっぱり、サロンまで構えることで信頼されるからかな。最初サロンとは言っても泊まれるだけでもいいやーぐらいと思っていたのが、今ではセッションがどんどん増えてます。それまでは私は山梨出身でもないし、とか、どこかで言い訳してたんですけど、それはカッコ悪いと感じるようになった。
それと、山梨でもっとちゃんとやろうと思ったのは、良いチームに恵まれたということがありますね。良いチームってベタベタ仲良くすることじゃない。わたしは意味のないお食事会とかお茶するのが苦手。
同じ志をもって、何をやるかということをいつも話し合える仲間がいい。話し合うと仲間同士で言い合いになることもあるし、なあなあにならないことが大事だと思う。山梨のチームはみんなほどよく大人で、キャラが濃いので束縛しようがないところが私には合ってると感じます。
さてそんなチームで山梨のあちこちで瞑想会をしよう!ということになりました。最初は都留市、北杜市、そして今回は河口湖で瞑想会を開きました。
うちらは割としょっちゅうミーティングするんですよ。場所を見つけるところから、チラシを作って配って、SNSで発信して、と。みんなでワイワイやってます。独りよがりにならないからチームっていいなあと。
河口湖は知り合いもいないし、ツテを頼って声がけしても集まりそうもないし、はてどうしようか。という感じでした。でも富士山の玄関とも言える河口湖で瞑想会を開く必要があるとみんな感じていたので、パッションは消えなかった。
赤字は必須だけど、そもそも最初から黒字になる仕事なんてないわけで。でもだからと言って赤字に甘んじているわけじゃない。次に繋がる動きがあればそれでいい。
最後の一週間でバタバタとお客様が決まりました。しかも山梨県外からもいらっしゃるという。そうそう、河口湖ってそういうパワーがあるんですよね。
私も会社員だった頃、毎週末テニス合宿で河口湖まで通ってました。東京のプチリゾート地っていう感じ? 横浜よりはちょっと遠いけど、富士山はあるし温泉はあるしレジャーも豊富で遊びがいがある。
瞑想会は150年続く古民家で行いました。割とそのままにリノベされていて、窓がない。障子なんですよ。だから表の声が結構響く。天井には照明器具がなくて、スタンドのライトのみ。
曇っていたので、部屋の中は薄暗かった。瞑想にはちょうど良かったけど。いつもは繊細なエネルギーで促すように瞑想を誘導するのだけど、この日ばかりは外の音に負けないように強い引率力発揮。
皆さん、わざわざ河口湖まで来ざるをえなかったぐらいめちゃくちゃ色々なことがあったらしく。そりゃそうよね。「今日から新たなステージで始める」という方が多かった。
さすが富士山。チームマウント富士結成。人生は荒波な人ほど「生きてる」なあと。平穏無事な人は「何も起きていない」だけなんです。次に進もうとすると必ず壁にぶちあたるものだから。
「何も起きないように生きる」のではなく「起きる時は起きる(避けられない)」からこそ作戦を練るわけです。
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