先週からの咳がなかなかよくならず。医者に行こうとしたら三連休だった。この仕事、休日とか関係ないので、世間のお休みというものがよく把握できないのです。あー、今日行きたかったな。明日から激務なので、、、
朝からマインドリージョン8回目のクライアントさんでした。わざわざ今日のセッションのためだけに山梨から来てくれたので、気合が入らないわけがない。でも途中で咳き込んじゃって、、、たまたま大丈夫なタイミングだったけど、ヒヤヒヤします。
うちの黒猫がガブリエルって言うんだけど、クライアントさんのところにも真っ黒な迷い猫がやってきて、ガブリエルっていう名前をつけて飼い始めたという。で、うちのガブリエル(ガブ)によくおもちゃを買ってきてくれるんです。
うちのガブと、ハチワレのラファエル(ラファ)がクライアントさんのおもちゃがいつも大好きでね。ありがたや。
クライアントさんが帰り、出かける予定があったんだけど、今日はキャンセルしました。明日からのアデプトが大変なので、少しでも休んでおこうと思いまして。
しかもアデプトの翌日には長野に行かねばならないという。高速バスの中で咳き込んだらどうしよう。咳がひどいと吐いちゃうんですよね、、、
わたしは喉が弱くて、2回手術をしています。1度目は扁桃腺、2度目は喉に潰瘍ができて静脈に穴が開いて、洗面器10杯ぐらい吐血して死にかかりましてん。血って、吐きまくるとレバーになるんですよ。それ以来レバーが食べられなくなり。
父も肺炎で亡くなったので、わたしも喉関係で死ぬんだろうと思ってます。今年は特にまた喉にキテいて、咳のしすぎで食道炎になっちゃうんですね。明日の朝イチで医者に行けるかなあ、ちょっと厳しいかな。
さてそれで、ちょっと時間が空いたので、相方とすぐ近くのインド料理屋さんで遅い昼にベジタブルカレーを食べました。阿佐ヶ谷サロンの近くが商店街で、3軒ほど本格的なインド料理屋さんがあるんです。
阿佐ヶ谷は近くになんでも揃っているので助かる。大きなスーパーも4軒ほどあるので。
夕方ちょっとジムでお風呂して、明日や明後日の準備しながら、疲れたら寝て。夕食はほとんど食べなかったけど、TVerでアメトークを見ながら。
相方とはご飯を食べながら録画したものとか見てます。最近までディズニープラスで「SHOGUN」を見ていたけど、見終わってしまいました。
アメトークは今回、芸人さんたちの仕事部屋の紹介でした。みなさん、ネタを書いたり打ち合わせしたり、動画撮ったりするために自宅以外に部屋を借りていて、その内装にこだわりがあって、才能がある人って美学があるんだよなあと興味がそそられました。
一般人が芸人とか芸能人を下に見ることがあるけど、本当に誰もが一度やってみたらいいのにって思うことがあります。
自分の才能で勝負しようとする時の、とんでもない洗礼を受けた方がいい。よく「鼻をへし折られてからが一人前」って言うけれど。
わたしなんかの場合でも、脚本家を目指して、どんな努力でもしよう!と思っていたんだけど、最初に脚本の仕事をもらって、打ち合わせでコテンパテンにやっつけられた時に、「想像もつかない辛さ」を体験しました。
脚本の場合は、プロデューサー、監督、他の脚本家、などなど、10人近くの人たちに脚本を読まれて、打ち合わせでは意見を言われる。
誰も「お疲れ様」とか「ご苦労様」なんて一言も言わない。席に座った途端に「なんでこんなものを書いたんだ!」からスタートする。
もうね、顔面蒼白を通り越して、全身冷や汗、泣けたらまだマシ。誰も容赦しないから。帰りの駅のホームから飛び込みそうになったことも何度もある。
特に新人の場合はもうめちゃくちゃ言われるから。同じ頃にデビューした脚本家の友達も「何度も飛び降りそうになった」と言ってたから、誰もが一度は経験していると思う。
ちょっとだけあったプライドなんて木っ端微塵でした。そうやって叩きのめされて、それでも書き直していくから実力がつくわけです。
わたしは芸人の経験はないけれど、俳優さんなどが現場で監督にしごかれているのは何度も見たことがあって、「ああ同じだな」と思った。
つまり、ちょっとでも活躍している人は、みんな地獄を見ているわけですな。それって、わたしも10年会社員をやっていたことがあるんだけど、会社の仕事とはレベルが違う戦いなんですよ。個人がここまで攻撃されることはないから。
わたしも会社を辞めて「フリーで活躍しよう🎵」なんて気楽に思って、うっかり脚本の仕事なんて始めちゃったけど、苦労の次元が違った。
それでも、会社を辞めて離婚して退路を経っていた後だったから、もうやるしかなかったんです。何度も入院して、病室でも徹夜で仕事してた。
でもね、今は、あれだけの苦労ができて本当に良かったと思う。ものすごい財産になっているから。
今はMMS公認ガイドなどもやらせてもらっているけど、人生の辛苦を知っているからこそ、クライアントさんのどんな人生にも向き合える。無駄なことってないんだなあと思います。
さてそれで、芸人さんたちは大勢の人を笑わせて、自分も笑われて、絶対に苦労を見せないところが本当に尊敬できるなあと。彼らのステキな仕事部屋を見ただけで、どれほど才能を磨いているかがよく分かるわけです。
昔、宇宙開発事業団の初代理事長を務めた叔父が、「典ちゃん、若い時の苦労は買ってでもしておきなさい」ってよく言ってたけど、本当だった。
苦労って、自分の力だけで勝負していくためにするものだと思う。会社とかじゃない。自分の力で仕事をしていく。そこに美学が生まれる。
宮崎駿監督も、NHKのドキュメンタリー番組のインタビューでそんなことを言ってました。勝利は自分に打ち勝つことでしか得られない。
今年はちょっと勝負していないんだ。去年まで毎年本を一冊書いていたけど、今年は絵本の構成は書いたけど、自分の本を書いてない。
ネタはたくさんあって、書くだけなんだけどね。芸人さんたちのように素敵な仕事部屋で仕事するようにならないとね。人生短いんだから、ボケボケしていたら終わっちゃう。

この記事へのコメントはありません。