谷村典子(煌羅カンナ) 日々のつぶやき

インド料理

いやー、本当は今日と明日は仕事だったのがキャンセルになって命拾いしました。

 

ほんと、形而上学を学んで、自然の流れに身を任せるようになってから、必要な時に必要なことが起きる。

 

昨日はもう疲れ果てていて、イベント会場までたどり着けるかっていうぐらいだったんだけど、着いてみんなと話して、もう昨日はわたしは何もやらずでして。

 

でも話していたら元気になって、1月11日の魔法の祭典の打ち合わせもできて。

 

ガイド仲間の佐藤牧子ちゃんがイベント会場の近くに実家があって、知り合いを紹介してくれたり。牧子ちゃんは九州にいるのにですよ。ありがたや。

 

優れたガイドはすぐ協力してくれる。頼んでなくても必要な動きができるのよね。

 

わたしも、自分のお客さんだからとか、こだわらなくなってる。みんなで関わればいいんだしね。

 

それで、今日と明日はゆっくりしたいなあと思って。これから怒涛の年末なので。

 

でも今日は夜は打ち合わせが入り、明日までに資料作りもあって。でもそれでもいつもより全然マシなのよ。

 

午前中に集中して資料を作れたので、午後イチでホットヨガに行けました。ストレッチ系のゆるいヨガで、腰痛がひどいわたしにはちょうど良かった。でも疲れた。

 

相方が演劇を見に行っていて、それでちょっと早めに吉祥寺に行って、キャンドル立てを買うつもりが全然違うものをたくさん買ってしまった。でも良い買い物だったよ。

 

そこから、和代ちゃん指定のインド料理やさんで、4人で打ち合わせ兼おもしろ話。

 

この4人で話すの、とっても有意義で楽しい。20日に「エロい映画」の企画をやるので、その打ち合わせ。

 

お店を追い出される23時までしゃべりまくりましたー。おいしかったし、楽しかったし、リフレッシュしたー。20日のイベント面白くなりそう。

 

生きている以上、他人と同じことをやっていてもつまらないわけで。自分しかできない表現をやっていかないとね。そういう気持ちがある4人だから面白い。

 

今回のテーマは「男と女」なんだけど、縄文時代、土偶はなぜ「女の形」が多いのかとか、古代の女性は今とは全く違ったとか。なぜ、昔は集落全体で子供を育てていたのかとか。

 

知らないことがどんどん出てくる。知らないっていうのは無知ってことだからね。

 

知らないことは恥ずかしいことなんだけど、現代の人は恥ずかしい=恐ろしいということが分からなくなってきていると思う。

 

知らないということは、正しい判断ができないということだから。自分の思い込みから脱出することができない。知らないことを認めることは不可能に近い。

 

でもね、もし、わたしが34歳の時に離婚していなかったら、ものを知らない無知な女性のままだったと思うのよ。

 

このままだとアホな女のままになるという恐怖から離婚したようなものなんだけどね。

 

特に、脚本家になろう、自立しようと思っていたから、世の中で揉まれる経験がないと無理だと分かったわけです。

 

ある有名な映画監督さんに、「男と女が友情から結婚することなんてないですよね」って何気なく言ってしまったら、大きなため息をつかれて、「キミは一生作家にはなれない」って切り捨てられたのよね。

 

その後、離婚してめちゃくちゃ苦労して(でも苦労すら楽しかった。やっと人間として一人前になれるって思ったから)、その後にね、お金持ちの友達ができたのね。

 

その友達がね、「典ちゃん、そんなに貧乏で心配じゃないの? 私は一生困らないだけお金があるから安心なんだ」って言われた時に、腹が立つというより呆れちゃってね。その時に、あの映画監督のことを思い出したのよ。

 

監督はあの時、私の発言を聞いて、「この女はバカすぎて話にならない」って呆れたんだな、とやっと分かった。

 

ものを知らない人って、無知(つまりお馬鹿さん)なのよね。苦労をしてない人は実は不幸なんだって分かったわけです。

 

宮崎駿監督がNHKのドキュメンタリー番組で仰っていたこと。「苦労は自分が目指す道を貫く過程のこと」っていう意味が分かってきた。

 

会社とか、家族とか、そういうトラブルは苦労とは違うんだっていうこと。

 

JR東日本の副会長だった叔父が、「典ちゃん、若いうちにお金を払ってでも苦労はしておきなさい」って言った本当の意味もね。

 

若いうちに離婚して、努力して自立できたわたしは実はめちゃくちゃラッキーだった。

 

しかも、会社勤めとかじゃないからね、フリーだからね。多くの皆さんに助けてもらえたのも、若かったから。純粋にがむしゃらに頑張ったからだと思う。

 

でも、ラッキーだから成功したわけじゃないっていうところが次の壁になった。世界を股にかける活躍なんて、できてないし。

 

まだまだ成功なんて全然してないし、むしろ本当にここからが正念場。人と同じことをしていてはダメになる一方。

 

脚本家なんてたくさんいるし、MMS公認ガイドだってたくさんいる。同じことをやっていても意味がない。ていうか、同じことでもどれだけ深く考え抜いているかで、まったく違う。

 

今回も、「人間は元は一つ」なんて簡単に言ってたけど、深く考えたらもっとすごいことだった。

 

結局、まだまだ受け売りやってんだよなあ。もっともっと自分の理解に深く落としこまないとね。

 

そこまで考えていなかったことだらけ。まだまだ全然無知なんです。人間として情けないし、恥ずかしいと思う。

 

でも知ること以上に楽しいことってないし、一生努力あるのみですな。

 

「男と女」について深掘りしたい方は、ぜひ11月20日19時に西荻窪シネマ準備室へお越しくださいませー。

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